中世禅籍テクスト

内容

  1. 本データベースは、中世禅宗関係文献を全文テクスト化して公開することを目的としています。現在は日文研所蔵の義堂周信(1325~88)の日記『空華老師日用工夫略集』の全文テクストを公開していますが、今後は未翻刻の語録・詩文集を中心に、順次増補していく予定です。
  2. 本データベースを利用した成果(学術論文等)を公表または他の作成資料等に転載・引用する場合は、本データベースを利用した旨を明記してください。また誤り・不具合などお気づきになりましたら、www-admin@nichibun.ac.jp(情報課宛て)までご連絡いただければ幸いです。
  3. 本データベースは、キーワード検索と年月日検索に対応しています。条件を入力せず検索を行なうと全文表示も可能です。
  4. キーワード検索については、キーワード欄に入力した複数のキーワードをor/andタブでor検索もしくはand検索することができます。
  5. 年月日検索では、たとえば「応安5」「応安5」「応安五」「文中元」「文中1」「文中1」「1372」「1372」「一三七二」など、南朝・北朝の和年号及び西暦を用い、アラビア数字(全角・半角)・漢数字での検索が可能です。
  6. 本データベースでは、特に意味のある場合を除いて底本の字体にはこだわらず、原則として本字か本字に近い字体を用いています。ただし検索に当たっては異体字・通字や踊り字についても可能な限り対応できるようにしています(中国の簡体字には未対応)。たとえば「獨我山中一點無、々々々處些子有」とあるところは、「独我山中一点無一点無処些子有」でヒットします。
  7. テクストには読点・中黒を加えた他、割注・細注を〈 〉、校訂を[ ]、頭注・傍注を( )で示しました。返り点・フリガナは反映していません。表示が困難な文字については「〓」として、後に文字の説明を付けました。
  8. 本データベースでは、校訂を反映した文字列と反映しない文字列の双方から検索することが可能です。たとえば「孟于[才]有詩」については、「孟于有詩」「孟才有詩」ともにヒットします。また検索に当たっては、読点・中黒や割注・頭注などを飛ばして検索を行ない、註については別に検索を行ないます。 たとえば「浩・相〈圓鑑梵相、嗣普明、〉二首座傳國師命來」とあるところは、「浩相二首座」「円鑑梵相嗣普明」ではヒットしますが、「相円鑑梵相」「普明二首座」ではヒットしません。

解題:

『空華老師日用工夫略集』

  1. 日文研蔵本(4巻本。架蔵番号HM/175/Gi)を底本として、全文を翻刻しました。ただし流布本も参照して適宜校訂を施しています。なお日文研本は巻3と巻4の切れ目が流布本と異なりますが(流布本で巻3に含まれる永徳3年・至徳元年分の記事が日文研本では巻4に含まれる)、これについては「巻4(流布本巻3相当)」と表示します。
  2. 底本の日文研本には南禅寺帰雲院の蔵書印(朱陽方印「龍山/帰雲院」)があり、帰雲院旧蔵書です。神田信醇(1854~1918)の蔵書印「神田家蔵」「信醇私印」と「明治廿三年印」も捺され(いずれも朱陽方印)、明治23年(1890)以前に流出して神田家に入っていたと見られます。また永徳元年5月3日条には、「拉」の説明として「拉、力答切、折也、字典、諺言邀入同行曰拉」という、流布本にない割注がありますが、ここに見える「字典」は康煕55年(1716)撰『康煕字典』の引用と見られるので(引用文も同文)、これを引く日文研本は18~19世紀、江戸後期の写本ということになります。
  3. 参考文献:玉村竹二1979「空華日工集考―別抄本及び略集異本に就て―」『日本禅宗史論集』下之一、思文閣出版、榎本渉2014「日記と僧伝の間」倉本一宏編『日記・古記録の世界』思文閣出版。

件数:1,290件(平成26年11月現在)

利用方法

下記のリンクよりご利用ください。

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