摂関期古記録

内容

平安時代中期(摂関期)に記された古記録全文の訓読文を順次データベース化。藤原実資の『小右記』(16分割したものの1から4。逸文も含め、貞元二年から寛弘八年)、藤原行成の『権記』、藤原道長の『御堂関白記』、源経頼の『左経記』(10分割したものの1から4。逸文も含め、寛弘六年から万寿四年)、藤原資房の『春記』を公開済(平成29年2月現在)。
今後、『小右記』(16分割の5以降)、『左経記』(10分割の5以降)と公開していく予定である。
また『醍醐天皇御記』『吏部王記』『九暦』などの古記録の逸文を多く収載する儀式書『西宮記』の一写本である、『西宮抄』の画像を公開する。

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凡例:

  1. 底本の誤字については、原則として文字を訂正して訓読を行なった。また、脱字や虫食いがある部分については、他の古記録や儀式書などによって、できる限り推定した。
  2. 脱字や虫食いがある部分で、文字を推定できない箇所については、文字数分を□で表示した。
  3. 裏書については、表の記載に続けて表記し、段落替えを行なった。
  4. 原則として、常用漢字表にある漢字は常用漢字体に改めた。
  5. 本文の註や割書は、< >の中に入れて区別した。
  6. 底本として、以下のものを用いた。
    1. ・『小右記』
    2.  大日本古記録(東京大学史料編纂所編、岩波書店、初刷1959~1986年、主に第四刷2001年を利用した)

    3. ・『権記』
    4.  史料纂集(渡辺直彦・厚谷和雄校訂、続群書類従完成会・八木書店、初刷1978~1996年、第一については主に第二刷1988年、第二については主に第二刷1997年を利用した)
       増補史料大成(増補「史料大成」刊行会編、臨川書店、初刷1965年、主に第三刷1981年を利用した)
       寛弘八年については増補史料大成を底本としたが、伏見宮本『行成卿記』の原本調査を行なって校訂した。
       逸文については、主に『大日本史料 第二篇』(東京大学史料編纂所編、東京大学出版会、1928年~)を基にしたが、可能な限り原本調査を行なった(出典はそれぞれ明示してある)。

    5. ・『御堂関白記』
    6.  大日本古記録(東京大学史料編纂所・陽明文庫編、岩波書店、初刷1952~1954年、主に第四刷1991年を利用した)

    7. ・『左経記』
    8.  増補史料大成(増補「史料大成」刊行会編、臨川書店、初刷1965年、主に第三刷1981年を利用した)
       逸文については、可能な限り原本調査を行なった(出典はそれぞれ明示してある)。

    9. ・『春記』
    10.  増補史料大成(増補「史料大成」刊行会編、臨川書店、初刷1965年、主に第三刷1981年を利用した)
       年によっては、他の写本を底本とした(出典はそれぞれ明示してある)。
       逸文については、可能な限り原本調査を行なった(出典はそれぞれ明示してある)。

  7. 以下の書を参照した。
    1. ・『小右記』
       『尊経閣善本影印集成 小右記』(前田育徳会尊経閣文庫編、八木書店、2016年~)
       『現代語訳小右記』(倉本一宏訳、吉川弘文館、2015年~)
    2.  『小右記註釈 長元四年』(黒板伸夫監修/三橋正編、八木書店、2008年)
    3. ・『権記』
       『藤原行成「権記」全現代語訳』(倉本一宏訳、講談社、2011~12年)
    4. ・『御堂関白記』
       陽明叢書(陽明文庫編、思文閣出版、1983~1984年)
       平松本『御堂関白記』写真(京都大学附属図書館蔵)
       『御堂関白記全註釈』(山中裕編、国書刊行会・高科書店・思文閣出版、1985年~2010年)
       『藤原道長「御堂関白記」全現代語訳』(倉本一宏訳、講談社、2009年)
    5. ・『左経記』
       『大日本史料 第二篇』(東京大学史料編纂所編、東京大学出版会、1928年~)
    6. ・『春記』
       『訓読春記』(赤木志津子訓読、近藤出版社、1981年)
  8. 以下の機関において原本調査を行なった。
    1. ・『小右記』
       宮内庁書陵部・前田育徳会尊経閣文庫・東京大学史料編纂所・国立公文書館・国文学研究資料館・蓬左文庫
    2. ・『権記』
       宮内庁書陵部・前田育徳会尊経閣文庫・東京大学史料編纂所・国立歴史民俗博物館・蓬左文庫
    3. ・『御堂関白記』
       陽明文庫・東京大学史料編纂所・宮内庁書陵部・京都大学附属図書館
    4. ・『左経記』
       宮内庁書陵部・東京大学史料編纂所・国立公文書館・国文学研究資料館
    5. ・『春記』
       宮内庁書陵部・前田育徳会尊経閣文庫・東京大学史料編纂所・国立歴史民俗博物館・大谷大学博物館・杏雨書屋・国立公文書館
  9. 『西宮抄』は、源高明により撰述された平安時代中期の儀式書『西宮記』の恒例行事正月~九月を抄出したものである。
    奥書が無く書写された 時期は不明であるが、「今出川蔵書」印を持つ。
    近世初期に書写され今出川家(菊亭家)に所蔵されていたものと思われる。
    本書は四冊あり、第一冊には正月(四方拝~御斎会)、第二冊には二月・三月・四月・五月、第三冊には六月・七月・八月・九月、第四冊には正月 (除目~内宴)の内容を載せる。


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件数 11,551件(平成29年6月現在)

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